MassBankについて

MassBank とは

  MassBank は、研究者がマススペクトルを共有することを目的とした、世界で最初の public database です。
これらのマススペクトルは、メタボローム解析をはじめとする生物科学研究において、質量分析で検出した化合物の同定や推定に利用することができます。
  また、2008年に 日本質量分析学会 の公式マススペクトルデータベースとして認められました。

特徴

  • 分散型データベース
  • 基礎代謝、植物二次代謝標準物質の高精度精密質量スペクトル
  • 精密質量に基づくマススペクトル検索エンジン、ブラウザ
  • 統合スペクトルによる検索

統合スペクトル(merged spectrum)は各化合物について CID の条件が異なるマススペクトルを重ね合わせて合成したスペクトルです。スペクトルやピークなどの検索を統合スペクトルを対象としておこなうことによって、検索の精度と速度を向上しました。統合されたスペクトルの詳細については各統合スペクトルで説明しています。

動作環境

  MassBank のデータベースサービスを利用する際には以下の環境が必要です。

  • Internet Explorer 7 以上または Firefox 3 以上の Web ブラウザ
  • Web ブラウザで JavaScript の実行を許可
  • Web ブラウザでのポップアップを許可
  • Java Runtime Environment (JRE) 1.5 以上の Java 実行環境


  MassBank ホームページはメイリオ (Meiryo) フォントでの表示を推奨します。

MassBank へのアクセス数とフィードバック  

  MassBank へのアクセス数は年々増加しています。背景としては、多くの研究グループによるデータの提供、日本質量分析学会の協力をはじめとしたデータ品質の向上、それらのデータを様々な用途に合わせて検索可能なサービスの充実などがあげられます。

MassBank へのユニーク訪問者数
2012年12月31日現在

  近年では国内外を問わずデータ公開に関する問い合わせが増えてきました。 インハウス利用に関する問い合わせも含めるとデータベース構築に関する問い合わせが半数を占めます。 なお、2012年に問い合わせを頂いた方のうち約 4 割の方がインハウス MassBank を構築して研究に役立てています。

お問い合わせ内容の内訳   お問い合わせの地域別の割合
2012年12月31日現在

謝辞

  MassBank は、JST バイオインフォマティクス推進センター による生命情報データベースの高度化・標準化事業(2006年-2010年)の支援をうけました。

   -研究分担者-
  • 慶應義塾大学先端生命科学研究所
      蓬莱尚幸、二瓶義人、池田奨、尾嶌雄也、松澤りえ、空閑里恵   Member's photograph
  • 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
      金谷重彦、平井晶、中村健介、Md.Altaf-Ul-Amin、高橋弘喜、田中健一
  • 東京大学大学院新領域創成科学研究科
      有田正規、諏訪和大、吉本美和
  • 東京大学大学院医学系研究科
      田口良
  • 奈良女子大学理学部
      竹内孝江
  • 積水メディカル(株)
      戸塚善三郎